2020年11月30日
書いてたブログが全部消えた。
あれ,なんでだ?って思ってたら,そういえばパソコンが途中でブルースクリーンになった時あったわ。
そん時に全部消えてしまったみたい。勘弁してくれ。頼むでホント。
そのうちのいくつかの文章はそれほど面白いもんではなかったけれども,いくつかは自分でも好きな文章だったからつらい。
せっかくつらい状況になったから,今の自分の状況とかを振り返ってみる。
今僕はハウスミュージックっつう,なんつうか踊ることしか考えてないような音楽を作って,それを海外の音楽レーベルに不慣れな英語と共にメールを送り続けるという作業に没頭している。
送り始めたのは今年の9月ごろから。既に3カ月が経ち,20ぐらいのレーベルに送り,そのうち8つぐらいのレーベルがデモを聴いてくれてて,1つのレーベルから返信が帰ってきた。
「デモを送ってくれてありがとう。けど,申し訳ないが僕らのレーベルでは見送らせてもらうよ。頑張ってね。じゃ」
最近は音楽を作る理由が分からなくなってきた。
Twitterじゃ,知り合った人たちがすでに何曲もリリースしてる。自分はいったい何してる?
作ったところで聴いてさえもらえない曲に,貴重な時間と金を注ぎ込んでいる。
困ってしまうのは,別にその先に何かがあるわけじゃないってこと。今年,俺はまたひとつ年を取る。既に知り合う人の半数近くが年下になってきた。
いったい俺はどこに行こうとしてるんだ?
「小さな種火だけは消しちゃいけない。種火さえあればまた燃え上がる」
分かってるよ,ブコウスキー。ありがとう。
俺は自分の人生のほとんどの領域を博打に賭けてしまったようだ。
いま自分は生計を任期付きの非常勤雇用の掛け持ちに頼っていて,退職金も厚生年金も生涯手当もない身分で働いている。
5年前の俺は自分はそんな中でもいっぱしの人間になれると思っていた。冗談だと思うだろ?
5年後の今,俺の周りにたまっているのは重なり合った「不採用」の通知だけ。
「小さな種火だけは消しちゃいけない。種火さえあればまた燃え上がる」
そうさ,ブコウスキー。俺はやるぜ。がんばるよ。
いつ芽が出るかわからなかろうが,俺はそこに水をやり続ける。
さて,しかし問題なのは
俺は果たしてそこに種を植えてたかどうかをもはや思い出せないのさ。