2020年12月1日

起きたぜ。

 

新しい朝,希望の朝だ。

 

希望っつぅのは,いいよな。ファッキンな朝にベッドから起きあがるためには必要だぜ。

 

そんで大体,夕方には希望だけが積もり積もって他には何にもない食卓を見てうんざりするんだ。

 

整骨院行った。

 

すんげえ勢いで全身を指で押された。

 

クソいてぇ

 

って思いつつも,無言で耐えてたら

 

「痛くないんですか?」

 

って聞かれたよ。

 

いてェよ,二度と聞くな。

 

そのままジムに行って20分ぐらい走った。

 

クソほど汗でビチョビチョ。

 

帰りにマクドナルドでチーズバーガーのセット頼んじゃった。

 

痩せたくねえのか,デブ。

 

クソマッチポンプ野郎が。

 

テレワーク中もなかなか集中できないぜ。

 

やることが多すぎて頭が回らない。

 

終わりから逆算して絶望するのやめたい。

 

0から1へと進んでいくしかないのに,100からの距離を考えて頭真っ白になるの,健康的ではない。

 

夜10時半ぐらいから明日のMTGのための会議を同期とした。

 

これって給料出ないってマ?

 

マジで人生をどのように考えればいいのかわからない

 

生きる意味……

 

生きる意味……って……。

 

「生きる意味忘れてもうたって。どないなってんねん。いやほなね,その生きる意味を俺が一緒に考えてあげるから,どんな特徴ゆうてたか教えてよ」

 

俺の中のミルクボーイがささやく。

 

「なんか,それがあったらすべてが解決するみたいなんやな」

 

「ほ~……。『死』やないかい。その特徴は完全に『死』やないかい」

 

「『死』なあ~」

 

「すぐ分かったやん,こんなんもー」

 

「でもこれちょっと分からへんのよな」

 

「なにがわからんのよ」

 

「いや俺も『死』やと思ったんやけどな」

 

「そうやろー」

 

「オカンが言うには,そこに救いはないらしいねんな」

 

「ほー……。ほな『死』とちゃうかぁ。救いのない『死』なんてないものね。『死』っていうのはね,まだ寿命に余裕があるのにそれを求める人がいるくらいやからね。『死』ってそういうもんやから。ほな『死』とちゃうがな」

 

やめよう。不謹慎すぎる。

 

日付変わるぐらいまで全員で資料作った。

 

起きなきゃいけない時刻のことを考えて,眠る前から憂うつになった。