2021年3月16日

アルマゲドン」観た。

 

なんで観ようと思ったのか全然覚えてないんだよな。

 

結構有名というか名作映画みたいな扱いだからどないなもんやと思ってみたんだけど

 

全然話変わるけど,アルマゲドンって「アルマゲドン2007」「アルマゲドン2008」みたいな変なシリーズ化してるよね。

 

「なんで名作映画なのにこんな変なおバカ映画シリーズがどんどん売られてんだろ」

 

って思ってたけど,結構「アルマゲドン」自体もおバカ映画なのね。

 

はやぶさ」が小惑星の地表の物質を削り持って帰ってきたのが奇跡的なまでの成功であった中で

 

その小惑星の乗り込んで核爆弾で破壊させて真っ二つにするという作戦はどこまで現実味があるのか……。

 

小惑星のお尻をついて行って乗り込むという作戦も……。

 

メンバーの中で一番博学っぽいやつが「それ,アニメで見たよ!」ってバカにしてたけど,それに対してNASAの人が「安心して。アニメのロケットより高性能だよ」って。

 

「よかった~」とはならんだろ。

 

このキャラが,最終的に着いた小惑星で発狂して銃を乱発したりとかするんだけど

 

結構このキャラがある意味現実的だったのかもしれない。

 

まずこの小惑星全長1200kmあるのに

 

核爆弾を埋める深さが240mって

 

単位間違ってない??

 

核爆弾もちっさ。リトルボーイの方がまだでかいんじゃないの?

 

という,まぁ「アルマゲドン」自体がすんげぇバカな要素がふんだんに込められてたので,だったらバカ映画でシリーズしても構わんのではないかという判断をなされるのも致し方なし。

 

強いて言うなら,「地球に隕石が向かってくる」という内容というか肉付けのところは正直お粗末だったんだけど

 

その分,骨組みのところはしっかりしてた。

 

人類全体に対する達成課題,そこで分裂する意見,いろんな立場があり争いも起こるけれども,最終的にはその違いを乗り越え解決に至るプロセスっていうのが,この映画の基本的な構造だし,ハリウッド映画の基本でもあるような気がする。

 

Save The Catの法則を地で行く脚本のように思えたので,そういう意味では勉強になるのかな。

 

この映画で学んだことは,テーマ曲のAerosmithの「I Dont Wanna Miss A Thing」はバンドが書いた曲じゃなくて外部のソングライターが書いた曲ってことと

 

ヒロインの女性はAerosmithのボーカルのSteven Tylerの娘ってことかな。

 

あと,どうやらアルマゲドン・シリーズって勝手に俺が思ってたやつは,どうやら日本の配給会社が勝手に「アルマゲドン」って名前を付けてシリーズ化しただけで

 

本当はそれぞれ別作品のようです。

 

なんなんじゃそりゃ。