2021年3月23日

また曲を作りました。

 

これはたぶんまた来月ぐらいに皆さんにお伝え出来るモノっぽいです。はい。

 

まあ曲を提出するときに,紹介文みたいなのを書いてくださいと言われ

 

ほな適当に……とツラツラ~と10分ぐらいで書いた文章が思いもよらず満足のいくものになった。

 

正直,曲よりこっちの文章の方が気に入ってしまってるかもしれん。なんじゃそら。曲もいいですよ。発表されたらまた聴いてください。

 

曲……。

 

なんか始めたての頃はいろいろ機材を買ったりとか,スピーカーやハード機材のシンセサイザーだとかMIDIコントローラーだとか揃えて机の周りを豪華にしてたけど

 

今はパソコンとオーディオインターフェイスとヘッドホンぐらいしか置いてない。それ以上はあんまりいらねえな。

 

なんか作り続けていくことで,どれがいる機材でどれがいらない機材なのかが段々と分かってきた感じがしますわ。

 

まぁ,部屋中がシンセサイザーやアウトボードでいっぱいのスタジオっていうのも憧れはありますけどね。けど俺んちそんなにデカくないし,お金だってそんなに持ってるわけじゃないんでね。

 

結局使っていく中で,自分の中で使いこなせるものと使いこなせへんものとが結構分かれてきて,使いこなせるものをより一層突き詰めるしかないというのが現実的なところなんかもしれん。

 

文章とかも結局はそうで,まあ理想とする文章というか,そういうのはやっぱり色々あるわけであって

 

谷崎潤一郎のような瀟洒な感じの文章とか,村上春樹のような都会派な文章,レイモンド・チャンドラーのような乾いた文章とか……。

 

そういう憧れの文章っていうのは何個でもあるんですけど

 

自分としては,この方言やスラングとかもバンバン入るような口語体のきったない文章しかうまく使いこなせへん感じはします。

 

なんかちゃんとした文章書くと,読み返した時に何言ってるか全然自分でもわかんなかったりするんだよな。けど,この文章だと,まずちゃんとした文章を書くというところがもはや期待されてないような気がするのでラクでたまらん。

 

目標としては町田康チャールズ・ブコウスキーだが,あんまり読むと自分との文章レベルの差に圧倒されて落ち込むから積極的に読めない。

 

まあなんやかんや言って,自分はこの自分の言葉遣いが嫌いではないんだけれども

 

配られたカードで勝負するしかないように,使いこなせる言葉遣いで生きていくしかないのであって

 

すると,言葉というのは結局のところ世界の切り取り方であり見つめる視座であるとすると

 

自分なんぞはこういう市井のきったない言葉遣いがよぉ似合うようなところが,結局のところ落ち着くところであり,どれだけ羽ばたこうともそういったところから抜け出ることができんのだと思うと,些かなんだかなぁと思わんでもないね。