2021年4月3日
昔ちいちゃい頃に観たときは,マジでキャラクターの心情とかがよくわからんくて
「うわ~,絵が動いてる!!」
みたいな,シナリオ以前のところを楽しんでた気がする。
今回,大人になってから観てみて
いや,やっぱりよくわかんねえ映画だなって思った。
ハウルとソフィーがお互いに惹かれあうような,そんな描写がないままいつの間にか画面の中では2人が強い絆で結ばれてるから,完全に置いてけぼりになるんだよね。
荒れ地の魔女は,アレは,なに??
登場人物いっぱいいるけど,あんなに要らねえんじゃねえか?
なんか,ハウルの家掃除して,そしたらそのせいでハウルの髪色が変わってしまって,それでハウルがデロデロになって,ソフィーが「ハウルなんてもう知らない!」つって,外に飛び出して雨の中で号泣するシーンぐらいから,子供の俺はついていけなくなったことを思い出したわ。
あれってみんなわかります?? 俺は人の心がないので,あのシーンでソフィーが急に泣き出した理由がわからんかった。なんか,自分の境遇に泣いてるっていうよりはハウルが自分のことわかってくれないってことで泣いてるっぽい感じがするんだよな。けどお前ハウルに会ったの3回目とかじゃない??
え???俺がおかしいの?????
俺がおかしくあってくれ。頼む。
けどハウルがなんか夢女子っぽい人たちから人気があるのはわかった。ああいう男,見たことあるよ。たいてい女を泣かしてんだよな。罪な男よ……。
よくわかんねえけど,2人の愛?ッつぅヤツ??が世界の争いを止めました。はっぴ~♥
みたいな映画じゃねえの??
って思ってたんだけど,宮崎駿のコメンタリー観たら
「戦争というものは単なる個人2人の愛なんていうもので止められるものではない」
みたいなこと言ってて
?????
ってなった。
じゃあ,この結末ってどういうこと??
わかんねぇ~。
確か,俺原作の本読んだんだよな。
確か俺がまだ半ズボン履いてたぐらいの年だったから,文章読解力に問題があったからなんかもしれんが,あんま内容が理解できなかったことだけは覚えてる。
そんな映画でした。